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不正咬合別8020達成率について

2026.02.26

歯科

皆様、こんにちは。

本日は「不正咬合別8020達成率について」というテーマでお話しします。

8020運動とは、80歳になっても20本以上の歯を残すことを目標に掲げ、1989年に厚生労働省(当時)と日本歯科医師会が提唱した日本全国で推進されている口腔ケアの取り組みです。

厚生労働省が昭和32年から実施している歯科疾患実態調査は、わが国の歯科保健の状況を把握し、今後の歯科保健医療対策の推進に必要な基礎資料を得ることを目的としています。

「令和4年歯科疾患実態調査」での「8020(ハチマルニイマル)達成者(80歳で20本以上の歯を有する者)」の割合は、前回の調査結果(令和4年)は51.6%であったが、令和6年では61.5%に増加しました。

そこで、今回、矯正治療の対象となる典型的な不正咬合別8020達成率について正常咬合者と比較して分かりやすくグラフで示しました。

開咬や反対咬合は8020達成率が0% という結果ですが、開咬は前歯が噛んでなく、反対咬合では上と下の前歯の位置が逆になっており、前歯で噛めないことが共通点です。おそらく、前歯が噛めないため、嚙む力のすべてが奥歯で負担しなくてはならないため、将来、奥歯が喪失するためだと推測します。また、開咬や空隙歯列では、舌前突癖による舌圧が前歯へ負担がかかっている影響も考えられます。

いずれにせよ、不正咬合が将来、歯の喪失に関係するため、不正咬合の方は、放置せず、矯正治療をご検討されるとよいかもしれません。

本日は「不正咬合別8020達成率について」というテーマでお話ししました。

不正咬合別8020達成率について
不正咬合別8020達成率について
【監修者】
  矢澤 貴(やざわ たかし)
【略歴】
  東京都渋谷区生まれ 成城中学・高等学校(東京都新宿区)卒業
  1989年 3月 日本歯科大学 生命歯学部 卒業
  1989年 6月 同大学 臨床研修医 着任
  1990年 3月 同大学 臨床研修医 修了
  1991年 9月 磯貝矯正歯科医院(埼玉県八潮市)勤務
  2016年 1月 藤城矯正歯科(東京都世田谷区)勤務
  2017年12月 半蔵門スマイルライン矯正歯科(東京都千代田区)開院
  2023年 4月 日本歯科大学 生命歯学部附属病院 矯正診療科 臨床講師 着任
【在籍・所属】
  日本歯科大学 生命歯学部 附属病院 矯正診療科
  日本矯正歯科学会 認定医 
  東京矯正歯科学会
  甲北信越矯正歯科学会
  米国矯正歯科学会