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矯正装置に特有な清掃方法について
2026.04.14
歯科皆様こんにちは。
本日は「装着した矯正装置に特有な清掃方法について」というテーマでお話しします。
ブラケットを装着している場合、アーチワイヤーの下や装置の周囲、装置と歯頚部と歯面など、歯垢がたまりやすい部分へのスポット的な清掃が重要になります。
1.歯垢染色(図1)
来院前の清掃状況を問診し歯垢染色します。鏡を持って歯垢の残存部を確認します。
2.ブラケット周囲の清掃1(図2)
ブラケットを中心にして歯の唇側面を歯肉側、ブラケットの上、咬合面(切端)側と3分割に分けて考えます。歯ブラシの毛の脇をブラケットのウイング(結紮線を縛りやすくするためブラケットの上下の引っ掛け部分)に挿入するように当てる。そのため、歯に対して、歯ブラシは真下または真上に向きます。
3.ブラケット周囲の清掃2(図3)
ブラケット側面に歯ブラシの毛先を挿入するように磨きます。非常に磨きにくい場所なので、歯ブラシの毛先をブラケットに対して斜めの方向に当てるかワンタフトブラシを使用すると清掃しやすいです。
4.ワイヤーの下の清掃(図4)
ワイヤーの下は歯ブラシをワイヤーの下をくぐらせなくてはならないため、上の歯には歯ブラシを真下に向けて使用するか、抜歯空隙の両側の歯の側面同様、歯間ブラシを用います。
5.フックやループの下
矯正装置の付加装置であるフックやループの下は、歯ブラシの毛先を入れ込むことで清掃できますが、補助的にワンタフトブラシや歯間ブラシを使用すると清掃しやすいです。
6.その他、可撤式装置の清掃
①口腔内清掃時に装置も同時に清掃
②専用の消毒剤を使用して毎日の消毒を心掛ける
③消毒後は十分にすすぎ、口腔内も清掃してから装着する。
歯ブラシの補助器具でありますワンタフトブラシや歯間ブラシの扱いが苦手な方がいらっしゃいますので、当院では歯ブラシの他、ジェットウォッシャーの併用を推奨しています。
本日は、矯正装置を既に装着している患者様に向けて「矯正装置に特有な清掃方法について」という身近なテーマでお話ししました。
