院長・医院紹介

Doctor / Clinic

院長紹介 Doctor

皆様はじめまして。
住み慣れた半蔵門にて歯列矯正に特化したクリニックを開院しております。
日本歯科大学(千代田区・富士見町)を卒業後、同校で臨床研修医を経て、母校の矯正学教室に長きにわたり在籍されておりました先生の矯正歯科クリニックの下で矯正臨床の研鑽に励んで参りました。私にとりましては矯正臨床の基礎を学んだ恩師でございます。
現在は私にとってはもう一人の恩師でございます歯科矯正学講座 新井一仁 主任教授ならびに矯正学教室の先生方に交じって、学生の皆さんの歯科矯正学実習や後進の症例勉強会のお手伝いをさせて頂iいており、大変充実した日々を過ごしております。
日々臨床を行うにあたり「きれいな歯並びとすてきな笑顔作りのお手伝いを通じて、子供から大人までご来院されるすべての患者様に健康で幸せな日常生活を送って頂きたい」というのが私の何よりの願いです。
そんな想いから、愛着のある地名と歯並びと笑顔の基準となります言葉 “スマイルライン”をとって、クリニック名を“半蔵門スマイルライン矯正歯科”と命名させて頂きました。
矯正治療は一般的に通院期間が長く、装置を装着する事は患者様にとりまして、多かれ少なかれ肉体的、精神的、経済的ご負担を強いられることになるかと思います。
そのため、当院では適切な治療開始時期、エビデンスに基づく治療方法や使用装置の選択などにつきまして、矯正に関わる医療人としての人間性、臨床経験、技量を駆使しながら、患者様にとりまして、できるだけ少ないご負担で良好な治療結果が得られます様、最善を尽くしたいと思っております。
歯並びや咬み合わせが気になるという方、矯正治療に関しまして疑問やご不安などある方、是非、お気軽にお問合せ下さい。

半蔵門スマイルライン矯正歯科 院長

矢澤 貴(やざわ たかし)

略歴

東京都渋谷区生まれ 成城中学・高等学校(新宿区)卒業

1989年 3月
日本歯科大学 生命歯学部 卒業
1989年 6月
同大学 臨床研修医 着任
1990年 3月
同大学 臨床研修医 修了
1991年 9月
磯貝矯正歯科医院(埼玉県八潮市) 勤務
2016年 1月
藤城矯正歯科(東京都世田谷区) 勤務
2017年 12月
半蔵門スマイルライン矯正歯科 開院
2023年 4月
日本歯科大学 生命歯学部附属病院 矯正診療科 臨床講師 着任

在籍・所属

在籍

日本歯科大学 生命歯学部 附属病院 矯正診療科

当院では歯科矯正学に興味のある母校歯学生の皆さんに少しでもご協力させて頂きたいという趣旨から、矯正臨床の場に触れて頂くため、診療日の他、出張診療のない休診日も含めて、随時見学をお受けしております。
また、治療見学のご承諾を頂いている患者様もいらっしゃいますので、日程調整させて頂きますが、少人数でのご来院をお願いするとともに、各自、将来の歯科医師の卵としての自覚を持って、ご対応して頂きたいと思います。
母校から大変近くアクセスも良いのでまずはご連絡下さい。
ちなみに、当院は日本矯正歯科学会が規定する「臨床研修機関」ではございませんのでご容赦下さい。

当院の理念 Philosophy

インフォームドコンセントの徹底

インフォームドコンセントの徹底

当院では患者様に十分ご納得頂いた上で、治療を受けて頂く事を心掛けています。そのため治療方法のご説明につきましては、患者様の置かれている様々な環境や立場を踏まえ、お一人おひとりの多様なニーズに合ったご提案をさせて頂いています。

患者様のニーズに合った矯正歯科治療

患者様のニーズに合った矯正歯科治療

当院では日進月歩で変化している歯科医療機器や治療方法を積極的に導入することにより、院内環境の充実と患者様お一人おひとりの歯並びや咬み合わせの状態とニーズに応じた治療方法のご提案や矯正装置のご提供ができればと思っています。

大切な家族に接するような思いやりのある治療

大切な家族に接するような思いやりのある治療

ひたむきに矯正治療について長年にわたり知識と技術を磨き経験を積んで参りました。しかし、治療をご提供するなかで、歯科医師である前にひとりの人間として、大切な家族と同じ様にお一人おひとりの患者様と向き合って行きたいと思っています。

院内紹介 Clinic

受付

受付

当院はビルの2階にございます。
ベージュを基調に美術館をイメージした重厚感ある院内ではスタッフが笑顔でご対応致します。まずは受付にて健康記録、当院オリジナルのヒアリングシートのご記入をお願いしております。

待合室

待合室

当院は完全予約制となっておりますので、基本的にお待たせすることはありませんが、受付後はご記入頂きました健康記録、当院オリジナルのヒアリングシートのご確認をさせて頂きますので、しばらくの間、お掛けになってお待ち頂きます。

診察室

診察室

プライバシーに配慮した完全個室な上、大きな窓からは外の明るい陽が差し込むため、周囲の目を気にする事なく緊張感を和らげられ、おくつろぎ頂けます様な環境となっています。

デジタルパノラマ・セファロX線撮影装置

デジタルパノラマ・セファロX線撮影装置

当院では、矯正治療に必要なパノラマ断層X線写真と頭部X線規格写真(セファログラム)が撮影できるデジタルパノラマ・X線規格写真を導入しています。顎全体を鮮明に撮影することで、咬み合わせや顎骨の内部の状態などを事前にしっかりと把握することができ、より安全で計画的な治療を立案することが可能です。撮影と同時にモニターで撮影画像を確認できるため、その場で患者様にご説明させて頂きます。またデジタル式のためX線の被照射量が少ないので、安心して検査を受けて頂けます。

パウダールーム

パウダールーム

歯磨やお化粧直しなどご自由にお使い下さい。
洗面ボールをはじめ院内はイタリアから取り寄せたこだわりの高級建材を使用しホテルの様な空間でおもてなし致します。

レストルーム

レストルーム

シックな配色を採用しているレストルームは、全自動のため手を触れずにご利用頂けますので衛生的です。
清潔感溢れるおくつろぎ頂ける様な空間となっています。

カウンセリングルーム

カウンセリングルーム

少しでも緊張感をやわらげ、おくつろぎ頂けます様に側面全体が明るい日が差し込む大きな窓ガラスのある広い個室になっています。そのため開放感があり周囲の目を気にせず快適な空間をご提供致します。

滅菌対策について Sterilization

滅菌対策について

当院では、すべての患者様に安心してご来院頂けます様、院内感染(病院や医療機関内で細菌やウイルスなどの病原体に感染すること)の防止に徹底して取り組んでおります。
そのため、当院ではオートクレーブという高圧蒸気滅菌器を設置しております。
高圧蒸気滅菌法とは、器械の本体内部を高温・高圧にした飽和蒸気で満たし、細菌やウイルスを死滅させるという滅菌方法で、乾熱滅菌や煮沸滅菌より、低温で短時間の滅菌が可能となります。
医科、歯科、獣医科で広く用いられています材料や器具は様々な形状をしており、血液や体液と接触する可能性があるそれぞれの材料や器具の形状に合った滅菌サイクルで滅菌を行う必要があります。
最も厳しいとされるヨーロッパ規格(EN13060)で定められていますクラスS、クラスN、そしてクラスBという3種類の滅菌サイクルの中で、唯一クラスBサイクルだけが、全ての形状の被滅菌物(固形、中空物、多孔体、未包装、一重・二重包装)に対して医科水準の滅菌が可能とされており、当院では、そのクラスB規格のオートクレーブによる滅菌を行っております。
滅菌のメカニズムは真空状態と蒸気注入を交互に繰り返しながら、被滅菌物に蒸気を隅々まで行き渡らせ、滅菌を行うというもので、歯の削りかす、唾液・血液などが付着した内部構造が複雑なハンドピース(歯牙切削用部品)まで滅菌が可能です。
当院では治療が終わるごとに、使用した一つひとつの器具を丁寧に消毒ならびに滅菌処置を行っており、安心かつ安全な治療環境のご提供を心掛けております。

●矯正治療に伴う一般的なリスク・副作用

  • ・公的健康保険適用外の自費(自由)診療となります。
  • ・矯正装置装着後は違和感、不快感、痛みなどが生じることがありますが、数日から1、2週間で慣れるのが、一般的だと考えます。
  • ・歯の動き方には、個人差があるため、予定していた動的治療期間が長くなることがあります。
  • ・不規則な通院、矯正装置の脱離や破損の頻発、矯正装置や保定装置などの使用協力の欠如、動的治療中のエラスティック リング(顎間ゴム)の使用協力の欠如、虫歯や歯肉炎、歯周病の要因である不適切な歯磨きやかかりつけ歯科医での定期検査の欠落による動的治療の中断など、患者様の協力が得られない場合、動的治療期間の延期、歯並びや咬み合わせの後戻りの原因となります。
  • ・固定式の矯正装置を装着している場合、歯磨きがしにくく、虫歯や歯肉炎、歯周病になるリスクが高くなるので、日常的に適切な歯磨きを行う他、かかりつけ歯科医での定期検査が必要となります。
    歯が動くことで、治療前の検査では確認できなかった小さな虫歯が見つかったり、親知らずや根尖病巣(歯根の先端の病変)があると炎症を起こし、歯肉が腫脹したり、痛みが出たりすることがあります。
  • ・歯が動くことで、歯茎がやせてブラックトライアングルなど審美的な弊害が生じることがあります。
  • ・歯が動くことで、歯根の形が丸くなったり、短かくなったり歯根吸収を起こすことがあります。
  • ・外傷などの原因で歯根周囲を取り巻く歯根膜が変性してしまいますと歯を植えている歯槽骨と癒着してしまうアンキロージスを起こしてしまい、歯が動かないことがあります。
  • ・歯を動かすことで歯髄内の血管や神経の損傷により壊死することで歯が黒く変色してしまうことがあります。
  • ・金属アレルギーやラテックスアレルギーのある患者様は、動的治療中や保定中にアレルギー症状が出ることがあります。
  • ・矯正力による機械的外力や精神的なストレスなどにより、動的治療中に顎関節や咀嚼筋が痛い、口が開きにくい、顎関節部から音がするなど顎関節症状が生じたり、ごくまれに顎関節の関節頭が吸収したり、吸収が進行することがあります。
  • ・歯の形態を整えたり、歯幅の左右対称性を図るため、また咬み合わせを緊密にするために、詰め物(修復物)をしたり、許容範囲内で歯のエナメル質を削ることがあります。
  • ・動的治療の経過によっては、非抜歯による治療から抜歯による治療に変更したり、付加装置などを追加・変更するなど当初予定していた治療計画を変更することがあります。
  • ・動的治療中に矯正装置の一部、器具を誤飲することがあります。
  • ・固定式の矯正装置を撤去するにあたり、エナメル質が剝がれたり、表面に微小な亀裂が生じたり、詰め物(修復物)や被せ物(補綴物)の一部が破損することがあります。
  • ・永久歯が先天性欠如している場合、歯数を合わせるため抜歯による治療を行ったり、将来的にインプラントを埋入したり、義歯やブリッジなどの被せ物(補綴物)を装着する前提で隙間を作り、審美的・機能的回復を図ることがあります。
    また動的治療開始前に歯幅の調和がとれてない被せ物(補綴物)を仮歯に置き換えたり、ブリッジ(補綴物)のダミー部を撤去した状態で動的治療を行い、動的治療終了後に被せ物(補綴物)をやり直したり、義歯を入れたり、インプラントを埋入することがあります。
  • ・動的治療が終了し矯正装置の撤去後、可撤式の保定装置については指示通りの使用協力がないと、歯並びや咬み合わせが後戻りすることがあります。
  • ・顎の成長発育、加齢や歯周病などにより、歯並びや咬み合わせが変化することがあります。また加齢により、ほうれい線が生じると考えらえています。
  • ・動的治療終了後に親知らずの影響で、歯並びや咬み合わせが変化することがあります。
  • ・矯正治療を一度開始すると元の歯並びや咬み合わせには戻すことは難しくなります。
  • ・矯正治療により上下の前歯を前方や後方へ傾斜することにより、上下口唇の突出感が生じたり、増幅したりする一方、陥凹感が生じたり、増幅するなど変化することがありますが、矯正歯科医師による側貌のコントロールはできません。
  • ・治療期間は歯並びと咬み合わせに異なりますが、前歯だけ永久歯に生え揃う小学校低学年(1〜4年生頃)の混合歯列で第一期矯正治療(限局矯正)を行う必要がある場合、動的治療期間は約半年~1年半程度ですが、その後、全ての歯が永久歯に生え揃う永久歯列で第二期矯正治療として広範囲矯正治療(本格矯正)が必要になった場合、成人矯正同様、動的治療期間は約1年半〜2年半程度ですが、2年半以上要することもあり、通院期間は総じて10年以上に及ぶことになります。

●矯正歯科治療について

1.公的健康保険適用外の自費(自由)診療になります。
2.矯正治療の通院期間は歯並びを整える動的治療期間とその後、整えた歯並びが後戻りしない様に保定装置(リテーナー)を装着して頂きながら経過観察を行う保定期間の合計となります。
3.矯正治療の治療期間や通院回数は矯正治療の開始時期、不正咬合の程度、非抜歯・抜歯、使用装置などにより変わりますが、おおよその目安は以下の通りです。

  • ▼混合歯列での第一期矯正治療(限局矯正)、永久歯列での部分矯正(MTM)を行った場合
  • ・動的治療期間:約6か月~1年6か月、通院回数(毎月1回):約 6~18回
  • ・保定期間:約1年、通院回数(数か月に1回):約4回(※1)
  • ・合計通院回数:約1年6か月~2年6か月、合計通院回数:約10~22回
  • ▼永久歯列での第二期矯正治療(本格矯正)を唇側(表側)ブラケット矯正装置(ラビアルブラケット矯正装置)にて行った場合(※2)
  • ・歯を抜かない非抜歯治療での動的治療期間:約1年6か月~2年、通院回数(毎月1回):約18~24回
  • ・歯を抜いた抜歯治療での動的治療期間:約2年~2年6か月、通院回数(毎月1回):約 24~30回
  • ・保定期間(※3):3年、通院回数(数か月に1回):約12回
  • ・合計通院回数:約4年6か月~5年6か月、合計通院回数:約30~42回

※1 混合歯列で第一期矯正治療(限局矯正)を行った場合、約1年間の保定期間終了後も永久歯列完成まで経過観察を継続しますので、通院回数は4回以上になります。
※2 舌側(裏側)ブラケット矯正装置(ハーフリンガルブラケット矯正装置、フルリンガルブラケット矯正装置)の場合、唇側(表側)ブラケット矯正装置(ラビアルブラケット矯正装置)よりも動的治療期間が長くなる場合があります。
※3 当院が規定する保定期間と通院回数で記載しております。