ワイヤーを使わない
マウスピース型矯正装置
(インビザライン、アソアライナー)

Mouthpiece

ワイヤーを使わないマウスピース型矯正装置
(インビザライン、アソアライナー)
Mouthpiece

ワイヤーを使わないマウスピース型矯正装置(インビザライン、アソアライナー)

歯の表面にプラケットを接着し、ワイヤーを装羞する固定式の矯正治療に対して、取り外しのできる透明なマウスピースをお口に嵌め変えながら、少しずつ歯を動かし歯並びを整える矯正装置です。
インビザラインの場合、歯の唇側(表側)にアタッチメント(乳白色の光で硬化する突起)を接着する場合もありますが、装置が目立ちにくいため、周囲の人には気付かれにくく、装置の見た目による治療中の心理的な負担は軽減されると考えます。
なお、ワイヤーによる矯正治療でも金属アレルギーの方へのご対応は可能ですが、マウスピース型矯正装置ならアレルギー症状が出る心配は全くありません。
ただしマウスピース型矯正装置は取り外しができる反面、破損や紛失したり、インビザラインの場合、治療途中で歯に被せ物をして合わなくなった場合、再製が必要になります。
ワイヤーによる矯正装置よりも適応症例が狭く、ワイヤーによる矯正装置と併用したり、治療開始年齢もほぼ永久歯列が完成してからになります。
当院では様々なマウスピース型矯正装置の中でも、インビザラインとアソアライナーをご提供しております。

海外製のマウスピース型矯正装置
(インビザライン)
Invisalign

海外製のマウスピース型矯正装置(インビザライン)

海外製のマウスピース型矯正装置
(インビザライン)

1997年に米国アライン・テクノロジ一社(本社カリフォルニア)で開発されたカスタムメイドによるマウスピース型矯正装置の製品名です。
本国では1999年より治療が開始され世界100以上の国と地域で1400万人以上の方々に治療が行われています。(2022年9月時点「インビザライン・システム」および「インビザラインGoシステム」の合計)
わが国では2006年から販売され、メキシコ工場でロボットの手で製作されるマウスピースは、日本法人であるインビザライン・ジャパン株式会社を通して歯科医院より入手します。
1998年にFDA(米国食品医薬品局)より医療機器の認証を受けていていますが、完成物薬機法対象外の矯正歯科装置に該当するため、日本国内の医薬品医療機器等法(薬機法)の承認医薬品を対象とする医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
なお、国内にはマウスピース型矯正装置として医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けている製品は複数存在します。
症例にもよりますが、コンピューター上で設計された歯並びの完成形までのすべてのマウスビース、数としておおよそ40〜60個が一度に送られてきます。
通常、2週間に1個、毎月2つずつマウスピースを交換しながら歯並びを整えますので、月1回の通院でマウスピースの装着状況、歯並びの進行状況などを確認しながら、2つずつ新しいマウスピースをお渡ししします。

マウスピース型矯正装置
(インビザライン)のメリット

食事や歯磨きの際は、外せますのでお口の中を清潔に保つことができる

取り外しのできる透明なマウスピースをご自身で嵌め変えながら歯並びを整えますので、食事や歯磨きの際は、外せますのでお口の中を清潔に保つことができる。

装置が目立ちにくいため、治療中でも他人の目を気にしないで矯正治療を受けられる

付加装置として歯の唇側(表側)にアタッチメント(乳白色の光で硬化する突起)を接着する場合もありますが、装置が目立ちにくいため、周囲の人には気付かれにくく、装置の見た目による治療中の心理的なご負担は軽減されると考えます。

金属アレルギーの方でもアレルギー症状が出る心配がなく矯正治療を受けられる

ワイヤーによる矯正治療でも金属アレルギーの方へのご対応は可能ですが、マウスピース型矯正装置ならアレルギー症状が出る心配は全くありませんので、安心して治療を受けられます。

歯並びの完成形までのすべてのマウスピースが1度の歯型採りか歯並びをスキャンすることで出来上がる

1度だけ歯型を採るか歯並びをスキャンすれば、コンピューター上で設計された歯並びの完成形までのすべてのマウスピースが送られてきますので、術者や患者様の手間が掛かりません。

マウスピース型矯正装置
(インビザライン)のデメリット

僅かながら発音に影響する

発音は口唇や舌、下顎の動きによるものですから、1~2週間程度、一時的な発音障害が生じます。
特にマウスピースの裏側に舌が触れるため、発音については僅かながら影響があると考えます。

毎日20時間以上の装着を目安として、歯並びが整うまで毎月2つのマウスピースを嵌め変える必要がある

取り外しができるものの、飲食や歯磨きの時や会議やプレゼンテーションなど重要な場面を除いて、毎日20時間以上の装着を目安として、1つのマウスピースを2週間ずつ歯並びが整うまで嵌め変えなくてはなりませんので精神的な負担になる場合があります。また、適切な装着を継続しないと、歯並び自体にゆがみが生じて、新たなマウスピースを嵌め変えても適合しなくなる場合があります。

虫歯の治療で歯の形が変わった場合や破損や紛失によりマウスピースを再製する必要がある

虫歯などで歯の形が変わってしまった場合、既存のマウスピースが合わなくなりますので、破損や紛失した場合も含めて、再度、歯型を採るか歯並びをスキャンして、改めてマウスピースを作らなくてはなりません。

歯の動きに関してコンピューター上のシミュレーションと実際のお口の中とのズレが生じる場合がある

マウスピース型矯正装置(インビザライン)として正確で再現性の高いマウスピースとされていますが、コンピューター上でのシミュレーションと実際の歯並びでは、歯の動き方に食い違いが生じたり、マウスピースを嵌め変える過程で適合しなくなる場合もあります。その場合、再度、歯型を採るか歯並びをスキャンして、改めてマウスピースを作らなくてはなりません。

治療開始年齢もほぼ永久歯列完成期という制約があり、ワイヤーによる矯正装置よりも適応症例が少なく治療期間が長くなる場合がある

マウスピース型矯正装置(インビザライン)の場合、歯並びの完成形までのすべてのマウスピースが作られるという製作上の問題から、歯の生え代わりや顎の成長などお口の中の変化に合わせた作り直しができないため、ほぼ永久歯列完成期でないと治療が始められません。またマウスピースの歯の移動量はワイヤーによる矯正装置よりも少ないため、治療期間は長くなる場合があります。また、抜歯症例をマウスピース型矯正装置で治療するほとんどの場合、ワイヤーによる矯正治療を併用した方が治療期間の短縮に繋がります。
またマウスピース型矯正装置は舌側(裏側)ブラケット矯正装置同様、下の奥歯(大臼歯)を手前(前歯の方向)に動かしにくい傾向があるので、奥歯(大臼歯)を手前に動かす必要がある症例には向いていません。

日本製のマウスピース型矯正装置
(アソアライナー)
Aso aligner

日本製のマウスピース型矯正装置(アソアライナー)

日本製のマウスピース型矯正装置
(アソアライナー)

2005年に矯正歯科専門技工所である株式会社アソインタナショナル(本社東京) で発売されたマウスピース型矯正装置「クリア・アライナー」を足掛かりとして2010年に自社ブランドとして立ち上げた製品名です。
厚みの異なる3種類のマウスピース(ソフト0.5mm、ミディアム0.6mm、ハード0.8mm) を1つの組み合わせとして毎月交換しながら歯並びを整えますので、月1回の通院でマウスピースの装着状況、歯並びの進行状況などを確認しながら、必要に応じて新たな3種類のマウスピースを作成するため毎月歯型を採ります。

マウスピース型矯正装置
(アソアライナー)のメリット

食事や歯磨きの際は、外せますのでお口の中を清潔に保つことができる

インビザライン同様、取り外しのできる透明なマウスピースをご自身で嵌め変えながら歯並びを整えますので、食事や歯磨きの際は、外せますのでお口の中を清潔に保つことができる。

インビザライン歯の唇側(表側)にアタッチメント(乳白色の光で硬化する突起)は接着しないので、インビザラインよりも治療中でも他人の目を気にしないで矯正治療を受けられる

マウスピース型矯正装置(インビザライン)と異なり、歯の唇側(表側)にアタッチメント(乳白色の光で硬化する突起)は接着しないので、装置が目立ちにくいため、周囲の人には気付かれにくく、装置の見た目による治療中の心理的なご負担は軽減されると考えます。

金属アレルギーの方でもアレルギー症状が出る心配がなく矯正治療を受けられる

ワイヤーによる矯正治療でも金属アレルギーの方へのご対応は可能ですが、マウスピース型矯正装置ならアレルギー症状が出る心配は全くありませんので、安心して治療を受けられます。

毎日17時間以上の装着を目安としますが、1組の厚みの異なる3種類のマウスピースをその都度、歯型を採って製作するので、より正確で再現性の高いマウスピースによる効率的な治療が期待できる

毎日17時間以上の装着を目安としなくてはなりませんが、その都度、歯型を採って新たな3種類のマウスピースが作られるため、より正確で再現性の高いマウスピースが製作できますので、マウスピース型矯正装置(インビザライン)の様に、適合しなくなることで無駄なマウスピースが生じることがないので、効率的な治療に繋がると考えます。

厚みの異なる3種類のマウスピースを1組として、その都度、歯型を採って製作するので、治療開始年齢には制約がない

その都度、歯型を採って新たな3種類のマウスピースが作られるため、歯の生え代わりや顎の成長などお口の中の大きな変化に柔軟に対応できるため、効率的な治療に繋がると考えます。

厚みの異なる3種類のマウスピースを1組として、その都度、歯型を採って製作するので、患者様の満足度などの都合で治療のゴールを決めることができる。

マウスピース型矯正装置(インビザライン)の様に、歯並びが完成するまでの決められた数のマウスピースを嵌め変えるのではなく、その都度、歯型を採るため、患者様ご自身の歯並びの満足度によって、その時点で治療のゴールとすることができます。

薄いマウスピースから厚いマウスピースへと段階的に3種類のマウスピースを嵌め変えるため、痛みや装着感の負担軽減が期待できる

マウスピース型矯正装置(インビザライン)の様に、厚さ(0.5mm)が同じマウスピースを嵌め変えるのではなく、段階的に厚くなるマウスピース(ソフト0.5mm、ミディアム0.6mm、ハード0.8mm)を嵌め変える事で、矯正力によるお痛みやマウスピースの装着感などにつきましてのご負担は軽減されると考えます。

マウスピース型矯正装置
(アソアライナー)のデメリット

僅かながら発音に影響する

発音は口唇や舌、下顎の動きによるものですから、1~2週間程度、一時的な発音障害が生じます。
特にマウスピースの裏側に舌が触れるため、発音については僅かながら影響があると考えます。

マウスピース型矯正装置(インビザライン)と異なり、1組の厚みの異なる3種類のマウスピースを製作するにあたり、その都度、歯型を採らなくてはならないので、術者や患者様の手間が掛かる

1度だけ歯型を採るか歯並びをスキャンすれば、コンピューター上で設計された歯並びの完成形までのすべてのマウスピースが製作されるマウスピース型矯正装置(インビザライン)と異なり、その都度、歯型を採らなくてはならないので、術者や患者様の手間が掛かります。

薄いマウスピースから厚いものへと段階的に3種類のマウスピースを毎月1組として歯並びが整うまで嵌め変える過程で、順序を間違える可能性がある

マウスピース型矯正装置(インビザライン)はそれぞれのマウスピースに個体識別番号が記入されていますが、マウスピース型矯正装置(アソアライナー)は、記入されておりませんので、段階的に厚くなるマウスピース(ソフト0.5mm、ミヂィアム0.6mm、ハード0.8mm)を嵌め変えるにあたり、厚みは視認できるものの、順序を間違える可能性があるので注意が必要です。

ワイヤーによる矯正装置よりも適応症例が少なく治療期間が長くなる場合がある

またマウスピースの歯の移動量はワイヤーによる矯正装置よりも少ないため、治療期間は長くなる場合があります。マウスピース型矯正装置(アソアライナー)の適応症例は、全体矯正(広範囲矯正)ではなくワイヤーによる矯正装置による部分矯正(MTM)と同じと考えます。

マウスピース型矯正装置(インビザライン、アソアライナー)に向いている方

マウスピース型矯正装置(インビザライン、アソアライナー)に向いている方

金属アレルギー、仕事柄や会社規約などでワイヤーによる矯正装置では治療ができない方

ワイヤーによる矯正治療でも金属アレルギーの方へのご対応は可能ですが、マウスピース型矯正装置ならアレルギー症状が出る心配は全くありませんので、安心して治療を受けられます。
また、接客業や営業、タレント、アナウンサーの方など対面やTV関係のお仕事をされている方や、航空会社など社内規定により歯の表側に矯正装置による治療ができない方に向いていますが、舌側ブラケット矯正装置同様、発音に影響する場合があります。

治療期間は気にならないが、周囲の人に気付かれないで矯正治療したい方、矯正治療をしたいけど見た目を気にされて悩んでいる方

マウスピース型矯正装置(インビザライン)では付加装置として乳白色や透明なアタッチメントを歯の唇側(表側)に接着する場合もありますが、マウスピース型矯正装置(インビザライン、アソアライナー)ともに装置が目立ちにくいため周囲の人には気付かれにくく、装置の見た目による治療中の心理的なご負担は軽減されると考えますので、是非ご検討下さい。

軽度から中等度の叢生(デコボコ)や空隙歯列など歯を抜かずに治せる症例に該当する方

軽度から中等度の叢生(デコボコ)の歯並びに該当すると思われる方、またかかりつけ歯科医院などで該当するとご指摘をされた方はマウスピース型矯正装置(インビザライン、アソアライナー)による治療ができるかもしれませんので、まずはお気軽にご相談下さい。

抜歯の必要がない上下の噛み合わせの前後的なズレの程度が軽度の上顎前突症例に該当する方

軽度の上顎前突症例に該当する方はIPR(歯間削合)を行ったり、カリエールモーションやワイヤーによる矯正装置を併用することで抜歯の必要がなくなる場合がありますので、マウスピース型矯正装置(インビザライン、アソアライナー)による治療ができるかもしれませんので、まずはお気軽にご相談下さい。

抜歯症例など歯の移動量が多い症例などワイヤーによる矯正治療と併用してもマウスピース型矯正装置で治療したい方

マウスピースによる歯の移動量はワイヤーによる矯正装置よりも少ないため、治療期間が長くなる場合があります。そのため、マウスピース型矯正装置で治療するほとんどの抜歯症例ではワイヤーによる矯正治療を併用した方が治療期間の短縮に繋がりますので、まずはお気軽にご相談下さい。

●矯正歯科治療に伴う一般的なリスク・副作用

  • ・機能性や審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
  • ・最初は矯正装置による不快感、痛みなどがあります。数日から1〜2週間で慣れることが多いです。
  • ・治療期間は症例により異なりますが、成人矯正や永久歯がすべて生え揃っている場合は、一般的に1年半〜3年を要します。小児矯正においては、混合歯列期(乳歯と永久歯が混在する時期)に行う第1期治療で1〜2年、永久歯がすべて生え揃った後に行う第2期治療で1〜2年半を要することがあります。
  • ・歯の動き方には個人差があるため、治療期間が予想より長期化することがあります。
  • ・装置や顎間ゴムの扱い方、定期的な通院など、矯正治療では患者さまのご協力がたいへん重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
  • ・治療中は、装置がついているため歯が磨きにくくなります。虫歯や歯周病のリスクが高まるので、丁寧な歯磨きや定期メンテナンスの受診が大切です。また、歯が動くことで見えなかった虫歯が見えるようになることもあります。
  • ・歯を動かすことにより歯根が吸収され、短くなることがあります。また、歯肉が痩せて下がることがあります。
  • ・ごくまれに、歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
  • ・ごくまれに、歯を動かすことで神経に障害を与え、神経が壊死することがあります。
  • ・治療中に金属などのアレルギー症状が出ることがあります。
  • ・治療中に、「顎関節で音が鳴る、顎が痛い、口をあけにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
  • ・問題が生じた場合、当初の治療計画を変更することがあります。
  • ・歯の形状の修正や、噛み合わせの微調整を行うことがあります。
  • ・矯正装置を誤飲する可能性があります。
  • ・装置を外すときに、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、補綴物(被せ物など)の一部が破損することがあります。
  • ・装置を外した後、保定装置を指示どおりに使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
  • ・装置を外した後、現在の噛み合わせに合わせて補綴物(被せ物など)の作製や虫歯治療などをやり直す可能性があります。
  • ・顎の成長発育により、噛み合わせや歯並びが変化する可能性があります。
  • ・治療後に親知らずが生えて、歯列に凹凸が生じる可能性があります。
  • ・加齢や歯周病などにより歯を支える骨が痩せると、歯並びや噛み合わせが変化することがあります。その場合、再治療が必要になることがあります。
  • ・矯正治療は、一度始めると元の状態に戻すことが難しくなります。

●矯正歯科治療について

1. 公的健康保険適用外の自費(自由)診療になります。
2. 矯正治療の通院期間は歯並びを整える動的治療期間とその後、保定装置(リテーナー)を装着して頂きながら後戻りに対する保定観察期問の合計となります。

矯正治療の開始時期、不正咬合の程度、非抜歯.抜歯、使用装置などにより変わりますが目安は以下の通りです。

  • ▼混合歯列期での第一期矯正治療(限局矯正治療)、永久歯列での部分矯正を行った場合
  • ・動的治療期間:約6か月〜1年6か月、通院回数(毎月1回):6〜18回
  • ・保定期間:約1年、通院回数(数か月に1回):約4回(※1)
  • ・合計治療期間:約1年6か月〜2年6か月、合計通院回数:約10〜22回
  • ▼唇側ブラケット矯正装置(※2) により永久歯列期での第二期矯正治療(広範囲矯正治療)を行った場合
  • ・歯を抜かない非抜歯治療での動的治療期間:約1年6か月〜2年、通院回数(毎月1回):18〜24回
  • ・歯を抜いた抜歯治療での動的治療期間:約2年〜2年6か月、通院回数(毎月1回):24〜30回
  • ・保定期間(※3) :3年、通院回数(数か月に1回):約12回
  • ・合計通院回数:約4年6か月〜5年6か月、合計通院回数:約30〜42回

※1 混合歯列期で第一期矯正治療 (限局矯正治療)を行った場合、保定期間終了後も永久歯列完成まで、経過観察を継続しますので、通院回数ば4回以上になります。
※2 舌側ブラケット矯正装置の場合、唇側ブラケット矯正装置よりも動的治療期間が長くなる場合があります。
※3 保定中の期間や通院回数は当院の場合で記載しています。

●マウスピース型矯正装置(インビザライン)による治療に伴う一般的なリスク・副作用

  • ・機能性や審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
  • ・正しい装着方法で1日20時間以上使用しないと、目標とする治療結果を得られないことがあるため、きちんとした自己管理が必要になります。
  • ・ご自身で取り外せるため、紛失することがあります。
  • ・症状によっては、マウスピース型矯正装置で治療できないことがあります。
  • ・お口の中の状態によっては、治療計画どおりの結果が得られないことがあります。
  • ・装着したまま糖分の入った飲料をとると、虫歯を発症しやすくなります。
  • ・治療によって、まれに歯根吸収や歯肉退縮が起こることがあります。
  • ・食いしばりの癖が強い方の場合、奥歯が噛まなくなることがあります。
  • ・治療途中で、ワイヤーを使う治療への変更が必要になることがあります。
  • ・お口の状態によっては、マウスピース型矯正装置に加え、補助矯正装置が必要になることがあります。
  • ・治療完了後は後戻りを防ぐため、保定装置の装着が必要になります。
  • ・薬機法(医薬品医療機器等法)においてまだ承認されていない医療機器です。日本では完成物薬機法対象外の装置であり、医薬品副作用被害救済措置の対象外となることがあります。

●薬機法において承認されていない医療機器「インビザライン」について

当院でご提供しているマウスピース型矯正装置「インビザライン」は、薬機法(医薬品医療機器等法)においてまだ承認されていない医療機器となりますが、当院ではその有効性を認め、導入しています。

○未承認医療機器に該当
薬機法上の承認を得ていません(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構ウェブサイトにて2023年2月14日最終確認)。

○入手経路等
インビザライン・ジャパン株式会社より入手しています。

○国内の承認医療機器等の有無
国内では、インビザラインと同様の性能を有した承認医療機器は存在しない可能性があります(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構ウェブサイトにて2023年2月14日最終確認)。

○諸外国における安全性等にかかわる情報
現在世界100カ国以上で提供され、これまでに1,400万人を超える患者さまが治療を受けられています(2022年9月時点)。情報が不足しているため、ここではインビザラインの諸外国における安全性等にかかわる情報は明示できません。今後重大なリスク・副作用が報告される可能性があります。
なお、日本では完成物薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。

※当該未承認医薬品・医療機器を用いた治療の広告に対する注意事項の情報の正確性について、本ウェブサイトの関係者は一切責任を負いません。

●マウスピース型矯正装置(アソアライナー)による治療に伴う一般的なリスク・副作用

  • ・機能性や審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
  • ・新しい装置に交換するたびに歯型をとるため、治療完了までに複数回の歯型とりが必要になります。
  • ・正しい装着方法で1日17時間以上使用しないと、目標とする治療結果を得られないことがあるため、きちんとした自己管理が必要になります。
  • ・ご自身で取り外せるため、紛失することがあります。
  • ・症状によっては、マウスピース型矯正装置で治療できないことがあります。
  • ・お口の中の状態によっては、治療計画どおりの結果が得られないことがあります。
  • ・装着したまま糖分の入った飲料をとると、虫歯を発症しやすくなります。
  • ・治療によって、まれに歯根吸収や歯肉退縮が起こることがあります。
  • ・通常の矯正治療の前処置として使うこともあるため、ワイヤーを使う治療への変更が必要になることがあります。
  • ・お口の状態によっては、マウスピース型矯正装置に加え、補助矯正装置が必要になることがあります。
  • ・治療完了後は後戻りを防ぐため、保定装置の装着が必要になります。
  • ・薬機法(医薬品医療機器等法)においてまだ承認されていない医療機器です。日本では完成物薬機法対象外の装置であり、医薬品副作用被害救済措置の対象外となることがあります。

●薬機法において承認されていない医療機器「アソアライナー」について

当院でご提供している「アソアライナー」は、薬機法(医薬品医療機器等法)においてまだ承認されていない医療機器となりますが、当院ではその有効性を認め、導入しています。

○未承認医療機器に該当
薬機法上の承認を得ていません(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構ウェブサイトにて2023年2月14日最終確認)。

○入手経路等
株式会社アソインターナショナルより入手しています。

○国内の承認医療機器等の有無
国内では、アソアライナーと同様の性能を有した承認医療機器は存在しない可能性があります(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構ウェブサイトにて2023年2月14日最終確認)。

情報が不足しているため、ここではアソアライナーの諸外国における安全性等にかかわる情報は明示できません。今後重大なリスク・副作用が報告される可能性があります。
なお、日本では完成物薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。

※当該未承認医薬品・医療機器を用いた治療の広告に対する注意事項の情報の正確性について、本ウェブサイトの関係者は一切責任を負いません。