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悪い歯並びによる身体への影響について

2018.01.17

歯科
今回は歯並びが悪いとどんなことが起こりやすいのか?についてお話しします。

1.歯がデコボコしていると磨き残しが増える傾向があるため齲蝕になりやすいと考えられます。
2.磨き残しの他、上下の歯の接触状態や口呼吸によっても歯周病になりやすいと考えられます。
3.本来の位置より外側に生えている歯があると、外傷時に唇や頬の裏側を傷つけたり、その歯が欠けたり、
      折れたりしやすいと考えられます。
  これから生える歯が本来の位置よりズレていたり、生えるべき隙間が不足している状態では、生える過程で
      隣の歯の根(歯根)を溶かす場合があります。
4.デコボコや反対咬合のような歯並び、齲蝕・歯周病・外傷による歯の喪失、顎関節症が原因で咀嚼機能が
      低下すると考えられます。
5.開咬、空隙歯列のような歯並びと舌が前に出る癖(舌突出癖)、前傾した前歯と唇をかむ癖(咬唇癖)には
      因果関係があることが多いと考えられます。
6.ある種のかみ癖が成長発育期を迎えると上下の顎の成長に悪影響が生じることがあると考えられます。
7.歯並びによっては発音障害が生じることがあると考えられます。
8.自身の歯並びや顔面に対して審美的なコンプレックスを持っていたり心理障害を抱えていることがあると
      考えられます。
   
以上のような障害に対し矯正治療による予防や改善が重要だと考えます。