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歯科

骨の成長について

2018/01/30

本日は骨の成長についてのお話しです。

通常、骨は一番外側の骨膜が骨を外側に作ることで太さを増し、骨の先端(骨端)の軟骨(骨端軟骨)の部分が伸びながら骨に置き換わることで長さを増すという成長をします。この軟骨が骨に置き換わる骨化ことを軟骨内骨化といいます。
レントゲン写真上、骨は白く見えますが、子どもの場合、軟骨の部分が存在し、これが黒い線に見えるのが特徴で、骨が成熟した大人になるとこの軟骨の部分が骨に置き換わるため、黒い線は見えなくなります。
長軟骨帯(成長板)という成長期特有の軟骨組織でもあるこの黒い線を骨端線と呼び、子どもの場合、骨端線は開いた状態(図1)でですが、男子は17歳、女子は15歳ぐらいから大人同様、閉鎖した状態(図2)になるため、骨の成長はなく身長は伸びないということになります。この骨端線の閉鎖には女性ホルモンが関わっていると考えられています。
また成長軟骨が骨に置き換わる割合は年齢ごとに異なり、これを骨の成熟度と呼び骨年齢として判定します。
骨年齢はレントゲン写真上で軟骨内骨化により骨として認識できるようになるパターンが年齢ごとで一定していることを利用しています。
矯正歯科では身体の成長発育を評価する際、手首を含む手の骨のレントゲン写真を撮影します。ちなみに1937年手の骨を最初に臨床応用したのはToddという人だそうです。
手は多くの骨が集まり、規則正しく骨化するので、両手のレントゲン写真を撮影した上で、人類学上、左側の方が右側より変異が少ないという理由から左手の骨化パターンから骨年齢を評価します。
成長軟骨帯の主体である軟骨は軟骨細胞とその周囲を取り囲む軟骨基質からできていて、この軟骨基質の主成分はⅡ型コラーゲンですが、このコラーゲンに異常があると四肢の短い低身長になります。


骨の成長について