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タイでしたいことベスト3って、いったい何でしょうか?

2018.05.25

未指定

本日は転勤の都合でタイのバンコクで生活をしているユキさんという方のバンコク歯科事情に関するお話をします。

ユキさんは約10年間歯科業界で働いていた経緯があり、巷のバンコクマダムの間で何をやってみたいのか?という質問に対して、いくつか挙げてみると、

・タイ料理教室に通う

・タイマッサージを習いたい

・東南アジアを旅行したい     

などだそうですが、断然トップなのは、

・タイからの直行便があり比較的安いモルディブ旅行

・男女問わずポピュラーな脱毛

・歯列矯正治療

なのだそうです。


もちろん、順位は人により、まちまちだそうですが、しかし、どれも共通して言えることは、気軽にできること、行けることなのだそうです。

ちなみに歯科矯正治療は、マウスピース型矯正治療が人気だそうです。

日本よりも物価が安く、しかも他の東南アジア諸国と比べても安定した高い医療水準の国タイにいるのだから、今のうちに歯並びを綺麗に治して、お肌もツルツルにしてから、家族でモルディブ旅行なんて素敵だと話すユキさん。

また、数十年前は日本に帰国した時に歯科治療を済ませておこうと考えていた駐在員も多かったようですが、近年では、日本に近い水準の治療を受けられるようになり、現地のクリニックに通う日本人も増えてきているようです。

バンコクでは日本人の歯科医師が経営するクリニックや、日本に留学経験のあるタイ人の歯科医師がいるクリニックが多いため、日本語が通じることが多く、最近では、欧米のように専門医制を取り入れ、根管治療やインプラント等も安心して歯科治療を受けることができるようになったようです。

なお、タイでは歯科衛生士という資格がないそうで、クリーニング、スケーリングについても歯科医師が行うそうです。

また、タイには日本のような国民健康保険というシステムもないため、クリニックには「痛くなったら行く」という中で、矯正治療を受けられるということは、それだけ自分自身にお金を掛けられる金銭的余裕があるという一種のステイタスにもなっているようです。

そのため、矯正装置はなるべく目立ちたくないと考える日本人に対して、1つのオシャレアイテムとして、あえてダミーの矯正装置を歯につけ、美的センスをアピールする人もいたという話もあるようです。


今回は、タイ在住のユキさんの興味深いお話をさせて頂きましたが、ベスト3に矯正治療が入っていることには驚きました。以前、私自身、バンコク大学で矯正治療中だった患者様が、日本に帰国され、その治療を引き継ぎさせて頂いたことを思い出しましたが、確かに治療レベルが高く、その後の治療が行いやすかったと記憶しています。